このSSはとらハ3とG線上の魔王とのクロスオーバーです。

とらハ3はALLエンド後、G線上の魔王はハルエンド後ということになっています。

中編物ということでどちらに於いても登場人物が限られますが、そこはご容赦ください。

以上のことを了解した上で、読んでみようと思う方はどうぞお読みくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼と彼女の微妙な関係

 

 

前編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都の富万別市、そのセントラル街にて起こった事件から一年が経過した。

当時こそ世間を大きく騒がせ、他県のニュースや新聞でも大きく報道されたこの事件。

一年経った今となっては騒ぎも収まっているが、それでも人の心の中には未だ残り続けていた。

そんな最中、事件の関係者と言える人物――時田ユキは海鳴という街に訪れていた。

ユキにとって来たことがないというわけではない街、その街路を歩きながら彼女はとある場所を目指す。

 

「…………」

 

街路を進み、多種多様な店が並んで聳え建つ場所に出ると、ユキは建物へと順番に目を通していく。

そして右手に持っている小さな紙に一度目を向け、顔を戻すとある一件の店に歩み寄っていった。

歩み寄った店の前で看板にもう一度だけ目を通した後、カランカランとベルの音を鳴らして店内へと入る。

そこから周りをザッと見渡し、奥の一点にて視線を止めるとその先へと足を向け近寄っていった。

 

「待たせてしまってごめんなさい、リスティ」

 

「いや、そんなに待ってないよ。それよりも久しぶりだね、ユキ……少しやつれたかな?」

 

「そんなことないわよ。貴方こそ、ちょっと元気がないように見えるけど?」

 

「あはは、まあ富万別市での事件からまだ一年だからね。他県とはいえ、全体的に警察もまだてんやわんやなんだよ」

 

近寄ってきたユキにその席に座っていた銀髪の女性――リスティは肩を竦めてそう言う。

その後に対面の席へとユキに座るよう促し、頷いた彼女が椅子に腰掛けたのを合図にコーヒーを一口飲む。

そしてカチャッと音を立ててカップをテーブルに置き、テーブルの上で手を組んで彼女を見ながら口を開いた。

 

「それで、わざわざ海鳴まで足を運んでまで相談したいというユキの用件を教えてもらえるかな?」

 

「そうね……リスティの時間も押してるようだし、単刀直入に用件を言わせて貰うわ」

 

回りくどいことをせずに用件を尋ねてきたことから、ユキはあまり時間が取れないと判断する。

そしてそう前置きのした後に一息置き、リスティからの視線を見返しながらそれを告げた。

 

「リスティから見て誠実そうで包容力のある人を一人、紹介してくれないかしら? もちろん男性でね」

 

「…………驚いたな。ユキの口から男を紹介してくれなんて……一体どんな心境の変化だい?」

 

「勘違いしないでね……別に私が恋愛したいからとかそんな理由じゃないから」

 

続けて口にされた言葉に首を傾げるリスティにユキは僅かに苦笑する。

その後に店員を呼んで自身もコーヒーを注文し、店員が一言告げて去っていったのを見てから続きを告げる。

 

「引き合わせたいのは私じゃなくて妹のほうなのよ。ほら、前にも話したでしょ……血が半分しか繋がっていない妹がいるって」

 

「ああ、確かに聞いた覚えがあるね。でも、どうしてその妹に男を紹介したいんだい? ユキの妹っていうぐらいだからまだ若いだろうし、出会いなんて待っててもいずれ来るだろ?」

 

「普通は、ね。でも現状のあの子じゃそれも難しいのよ……引っ込み思案だから私以外とはまともに話せないし、そうでなくても例の事件のときに失恋してるから余計にね」

 

その言葉に対してリスティはなるほどねと納得した風に返しながら、カップを手にとって口に傾ける。

要するにユキが言いたいのは、引っ込み思案で失恋中の妹を癒してくれる男性を紹介したいということだ。

ただ失恋中というだけならユキにもある程度心当たりはあるだろうが、ここに引っ込み思案という部分が入ると話は別。

紹介した矢先から話もまともに出来ずに拒絶する可能性を考えた上で、それに耐えられる男性を探さなければならない。

そうなるとユキの持つ心当たりでは難しくなり、必然的に他所からそういった人物に心当たりがある人を探さなければいけない。

そうして白羽の矢が立ったのが、少し前から少なからず交流のあったリスティというわけであった。

 

「ん〜……拒絶されても関われる根気と失恋の傷を癒せるほどの包容力を持った男、か。中々難しい注文をしてくれるね……」

 

「やっぱり無理、かしら……?」

 

「いや……一人だけ、心当たりがないこともない」

 

「ほんとっ!?」

 

さすがのリスティでも無理だと踏んでいたのか、半ば諦め気味な様子を見せるユキ。

だが、リスティの答えは予想とは大きく反したものであったため、珍しく声を大にして身を乗り出してしまう。

それに彼女が驚きつつも僅かな苦笑を見せると、ユキも自身が無意識でやったことに顔を若干赤くして席についた。

 

「そ、それで……その心当たりのある人って、一体誰なの?」

 

「この店よりも先のほうに翠屋っていう喫茶店があるのは知ってるだろ? そこの息子さんなんだけど、これが僕の見た感じではユキの言葉にピッタリ当てはまるんだよ」

 

「そうなの……でも意外ね。リスティの紹介だから、てっきり警察の人なのかと思ってたのに」

 

「警察のは誠実なのも確かにいるけど、失恋を癒すには硬すぎるだろ? それに彼には僕の仕事を手伝ってもらうことが多いから接点もあるしね」

 

仕事を手伝ってもらうことがある……その言葉にユキは僅かながらも驚く。

警察が民間人に協力を仰ぐことは少なかれあることだが、リスティに関しては別になってくる。

というのも彼女の抱える事件は基本的に危険なものが多く、普通の民間人には手に負えないものなのだ。

それ故に彼女も民間協力を仰ぐことがほぼないはずなのだが、それなのに協力を得ている者がいる。

それが示すところはリスティの言う彼というのが非常に有能な人であり、彼女が信頼出来るほどの人物であるということであった。

 

「でだ、僕の見解としては彼なら確実とは言えないが、いい線行くんじゃないかと思ってるよ」

 

「そう、ね……貴方が協力を仰ぐほどだもの。包容力はともかく、誠実そうだっていうのは頷けるわ」

 

「ははは、それは良かった。で、もし良いならその人を紹介するけど、どうする?」

 

そこでユキは顎に手を当てて少しばかり考え込む仕草を見せる。

ユキ自身、相談を持ちかけるぐらいなのだからリスティを信頼している。そして彼女が信頼する人物も同様だと言える。

だが、実際会ってもいない人物に妹を任せるのはいいのだろうかという根本的な部分がそこで挙がってくるのだ。

まずは自分とリスティ、そしてその人物の三者で顔を合わせ、任せても大丈夫かを自分自身で見極めるのが真っ当なこと。

しかし、自分はそのつもりで出向いてきたにしても、現在のリスティを見るとそんな余裕があるようには見えず、必然的に難しくなってくる。

だとすればこの件を任せてから会うという形になってしまうが、そこで駄目だと判断した場合だと頼んだ二人に申し訳ない。

だからこそ悩んでしまう……話を聞いただけの段階で任せるべきか、それとも難しくとも時間が合うまで待つか。

 

「…………」

 

いや、実際答えなど考えるまでもなく決まっている。

失恋を傷は時間が解決してくれる場合もあるが、彼女の妹に関しては傷が深すぎてそれが難しい。

以前も似たような面がありはしたが、失恋以後は以前にも増して自分以外の人間を遠ざける傾向が見え始めている。

だから時間を置けば下手をすると手遅れになるかもしれない。そういった不安があるから、これは悩むまでもない。

駄目だったら駄目だったでいい……下手に傷を抉られる前に、駄目だと判断すれば自分が追い返せばいいのだから。

その人のもリスティにも悪い行為だとは分かっているが今は妹が第一優先。だから、ユキは彼女の提案に僅かに遅れて頷いた。

 

OK。じゃあ、明日にでも話しておくよ。たぶん了解してくれると思うけど、絶対ではないからそこは了解しておいてくれ」

 

「分かったわ。それで、了解してくれたとなるといつぐらいになるかしら?」

 

「そうだなぁ……彼の都合にもよるけど、たぶん一週間以内にはそちらに向かわせられると思う。まあ、正確な決定とか日時とかは追って連絡するから、そのときを待ってくれ」

 

それにユキが頷くとリスティも頷き返し、コーヒーを飲み干して席から立ち上がる。

そして時間が押しているのか自分の分の伝票を持ってレジへと歩き出そうとする。

だが、リスティが歩き出す前に一つだけ言うことを思い出したのか、ユキは待ってと彼女を呼び止めた。

 

「最後に一つだけ……その彼にこの件を話すときは、理由をそちらででっちあげてくれるかしら?」

 

「ん……それはつまり、失恋中の子の傷を癒すっていう名目で話すなってことかい?」

 

「ええ。下手に話して気張られるのもあれだし、妹のほうにも知れたら私に気を使わせたって思われかねないから」

 

OK。それじゃあこっちで適当に名目を考えておくよ。連絡の際にどんな名目で話したかっていうのも言うから、そちらもソレに合わせてくれよ?」

 

その一言にユキが頷いたのを見て、リスティは今度こそレジのほうへと歩き出した。

彼女がお金を払って店を出て行くのを最後まで見た後、ユキもつい先ほど来た自身のコーヒーを口に含む。

そして僅かに冷めたそれを一気に飲み干し、彼女に続くようにして伝票を持ち、席を立つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキがリスティの事を相談してから早三日、ようやく彼女から返答が返ってきた。

その答えはYES……何でも、命を狙われている者の護衛という名目で快く了解が得られたそうな。

そして名目が護衛ともなるといろいろと話をでっち上げないといかず、リスティ側で話は為されている。

話の内容は、以前新聞やニュースを騒がせたユキと妹の父に関してのもの。

彼のお陰で実質無実の罪で捕まったものは多く、その親族が娘である彼女らを恨んでも不思議はない。

故にそういった者が不当な輩を雇い、二人の命を狙っているというのが今回の護衛の名目とされている。

そのためユキもその話に合わせないといけないためリスティから大半を聞き、心構えをしっかりしておくことにした。

そしてそれから更に三日経った現在、頼んだ人物がやってくるということで迎えのためにユキは東京都のとある駅前にいた。

 

「予定だと、そろそろのはずだけど……」

 

腕にした時計を見ながら呟き、駅から出てくる人だかりへとしきりに目を通す。

リスティから聞いた外見は黒で統一された上下の服、黒髪の短髪という非常に分かりやすいもの。

だからおそらくは人だかりを見るだけで分かるだろうと思い、出口付近の壁に背を預けながら見続ける。

すると予想通り、先ほど到着した電車から降りたのであろう人だかりから、聞いた容姿に該当する人物が現れた。

その人物は片手に少し大きめの鞄を持ち、ユキを探しているのだろうか出口付近で立ち止まって周りを見渡していた。

本当に真っ黒なその男性を見つけるや否や、ユキは壁から背を離してゆっくりと歩み寄り、付近まで寄ると声を掛けた。

 

「こんにちわ……貴方がリスティの言っていた高町恭也さん、かしら?」

 

「え、ええ……ということは、貴方が時田ユキさんですか?」

 

近づいてきた女性がいきなり声を掛けてきたことに男性――恭也は僅かに驚くも聞き返す。

それにユキが頷いたのを見て恭也も納得したように頷き、小さく頭を下げて今一度自己紹介を口にした。

為された自己紹介にユキも律儀だなと思いつつ苦笑しながらも、自身も改めて自己紹介をした。

そうして互いに名乗り終えた後、ユキが案内すると告げて歩き出したのに続くようにして、恭也も隣を歩き出した。

 

「ところで、今日はお一人で自分を出迎えに来たんですか?」

 

「私以外に誰かいるように見える?」

 

「いえ、見えないですね。でも、それだと少し無用心過ぎますよ……リスティさんの話通りだと、貴方も命を狙われているのでしょう?」

 

「そうだけど……だからといって妹を連れてくるわけにもいかないし、他に頼れる人っていうのは少ないからしょうがないのよ」

 

反論するユキに恭也はまだ何か言いたそうにするが、それ以上は何も口にしなかった。

ここで口論になったところで関係を悪い方向に向かわせかねない。そうなると護衛がし難くなる場合もある。

故に厳重注意をしておきたいところではあるが、今回は無事で良かったということで良しとすることにした。

 

「それで、話によると貴方とその妹さんはアパートで同居しているんですよね?」

 

「ええ、そうね」

 

「だとすると、自分に関しては護衛期間中どうするんですか? まさか、同じ部屋に同居するわけにもいかないですし」

 

「そこは問題ないわ。ちょうど隣の部屋が空き部屋だったから、大家さんにある程度事情を話して一時的に貸してもらってるから」

 

「なるほど」

 

さすがにそんなことはしないかと思いはしていたが、ユキの返答を聞いて改めて安著する。

それに対してユキは恭也に対しての印象に硬派というのを新たに加え、気づかれない程度に苦笑した。

女二人の護衛と聞いて一緒の部屋にいられないとくれば、普通の男性ならばガッカリするのが大半だろう。

だからそれにガッカリするのではなく安著する辺り、如何なる理由があろうとも年頃の女性と同居は出来ないという考えがあるのが分かる。

故にそこから来る印象は硬派……そして先ほどのも加え、本当にリスティの言ったとおりの人物だと認識できる。

そしてだからこそ安心も出来る。この人になら、妹のことを任せても問題はないであろうと。

 

「っと、着いたわ……ここが私たちの今住んでいるアパートよ」

 

歩き出してから話をしつつ二十分弱、ユキの到着という一言で恭也は足を止める。

そして彼女が目を向ける先に視線を向けると、そこには上等とも貧相とも言えない普通のアパートが一軒。

周りを住宅が囲んでいるためかそれなりに目立つそのアパートを見上げ、視線をユキに戻すと小さく頷く。

それにユキも頷き返した後、カンカンと足音を立てて階段を上っていき、ユキと妹が住んでいる部屋の前に立ち扉を開いた。

 

「とりあえず、妹を紹介しておくわ。さ、入って……」

 

「お邪魔します」

 

小さく頭を垂れながらユキに続いて扉を潜り、靴を脱いで中へと入っていく。

そのときの内部に入った恭也の印象としては、外から見た感じにしては内部が上等な作りだということ。

家具の揃え方もあるだろうが、部屋の数やらリビングの作りやらが普通のアパートに比べるととても良い。

これだけ見てもユキや妹の感性が非常に良いのが分かり、ユキを見ながら納得したように息をついた。

 

「あら、いないわね……買い物にでも行ったのかしら?」

 

「買い物って……一人で外出しないように言わなかったんですか?」

 

「言ってあるんだけど、あの子は前の一件があってからどこか背伸びしようとする傾向が出てきてるから。だから、たまにこういったことがあるのよ」

 

今度はユキとしても困り物の話題なのか、彼女自身も僅かばかり溜息をついていた。

そして恭也としても以前の一件とやらがどんなものだったのかは端末的に聞いているが納得もしたくなる。

先ほど歩きながらユキに聞いた限りでは狙われているということも知らないらしいため、外に出ようと思うのも不思議ではない。

だが、狙われていようといまいと女性の一人歩きが危険なのは確か。故に恭也もユキと同じく溜息をつくしかなかった。

 

「ただいま……」

 

そんな中、リビングにて未だ立ったままの二人の耳に扉が開く音と声が聞こえてくる。

そして声が聞こえた後に足音が徐々に近づき、数秒置いて二人の前に一人の少女が姿を現した。

 

「もう……一人で外に出たら駄目だってあれほど言ったじゃない」

 

「大丈夫だよ、姉さん。近くのコンビニに出てきただけだから」

 

「それでも、よ。近くに出るからって絶対何もないわけじゃないんだから、なるべくならもう少し控えなさい……ね?」

 

少し厳しめに注意した後に表情を崩し、笑みを浮かべながら優しく頭を撫でる。

すると少女は気持ち良さそうに目を細めながら分かったと小さく、だけど素直に頷いた。

水羽が頷いたのを見てユキはもう一撫でした後、彼女を紹介しようと恭也のほうへと向き直る。

 

「紹介するわ……この子が私の妹の「みずは、なのか……?」――……え?」

 

振り返り紹介しようとしたユキの言葉を遮り、呆然とした様子で恭也は小さく呟く。

呟いたそれは紛れもない妹の名前……それ故に、ユキはなぜ恭也が妹の名前を知っているのかと疑問に思う。

だが、その返答に対する答えが返ってこないまま、予想外の場所から声が上がった。

 

「うそ……」

 

声が上がったのはユキの隣、彼女の妹である水羽により発せられたもの。

声を上げた本人は恭也と同じくしばし呆然としていたが、我に返ると口元に手を当てながら涙を溜め始める。

そして困惑状態のユキの隣から駆け出し、彼の胸に抱きついてギュッと力を込めながら小さく呟く。

 

「恭也、兄さん……」

 

偶然の再会を喜ぶように抱きつき、呟いた言葉は必然的に涙混じりになる。

それを呆然としていた恭也は我に返ると彼女の頭に手を置き、優しく撫で始める。

 

「久しぶりだ……水羽」

 

撫でると共に発せられた言葉により、堰を切ったかのように彼女の目から更なる涙が溢れる。

それを恭也は見つつも、子供をあやすように回した手で背中をポンポンと叩きつつ、頭を撫で続けた。

そうして困惑しているユキを置いてけぼりにして、その状態はしばしの間続くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

蒼鳥さんのリクエスげばっ!?

【咲】 蒼鳥さんのリクエストは短編だったはずなのに、なんで中編になってるのかしら?

うぅ……質問する前に殴らないで欲しいです。

【咲】 さっさと答えなさい……それとも、もう一発いっとく?

いえ、結構です!!

【咲】 じゃあさっさと答えなさい。なんで短編じゃなくて中編なのよ。

んっとだな、正直思いついた構想が短編では収まりきらないものだったのだよ。

だから、初めから考え直すのもあれだなぁと思い、申し訳ないながらも中編物にしたのだよ。

【咲】 それはリクエストしてくださった蒼鳥さんに失礼じゃないかしら?

ま、まあ確かにな。だが、その代わりといってはなんだが、この中編を一本の短編扱いとしてみなそうと思う。

【咲】 どういう意味よ?

ふむ、つまりだな……またキリ番とってくださいねっていうのは申し訳ないから、蒼鳥さんがリクはこれの前中後編の全てが対象ということだよ。

そもそも短編の注文だったのだから、中編にしてしまったこちらに落ち度があるわけだしな。

【咲】 ふ〜ん……まあ要するに、蒼鳥さんのリクは残りの中編と後編が終わるまで続くってことね?

そういうことだ。そんなわけで、他のキリリクもあるがこちらも優先的に執筆させていただく所存でございます。

【咲】 私はそれで納得してあげるけど……果たして蒼鳥さんが納得してくれるかしらね?

そ、それは自分にはなんとも……。

【咲】 ま、駄目と言ったら何が何でも書き直させるからそのつもりでね。

うぅ、肝に命じておきます……では、今回はこの辺にて!!

【咲】 蒼鳥さん、キリリクありがとうございますね♪ 

以後も75000番のリクは継続しますので、どうぞお楽しみにしていてくださいませ。

では〜ノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は掲示板かメールにて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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