このSSはとらハ3とこん僕のクロスオーバーです。

主人公はALLエンド後でフリーです。

ちなみにもっとも重要なことですが主人公は違いますがこのSSの主軸はこん僕です。

さらにはとらハ3のキャラがこん僕に登場する学園に通っているというパラレルなSSです。

他にもいろいろと細かい設定がありますがそれは話の中で説明していきたいと思います。

以上の設定を見て嫌だと思う方は回れ右をすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CONBOKU TRIANGLE

 

プロローグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

里見ヶ丘市のとある神社の裏山。

そんな誰もいないような場所に朝早くから動き回る二つの影があった。

言わずもがなその影の主は恭也と美由希である。

 

「はっ!」

 

「ふっ!」

 

二人の声と木刀のぶつかり合う音が静かな山の中に響き渡る。

勢いよく木刀を振るう美由希の汗が宙を舞う。

恭也はそんな美由希の斬撃を受け流しながらときには自ら仕掛ける。

美由希とは違い恭也は汗一つかいてはいない。

 

「っ!」

 

美由希が木刀を振るい恭也がそれを受けたとき、美由希の木刀よ恭也の木刀がバキッと音を立てて折れた。

それを合図にするように二人は構えていた木刀を下ろす。

 

「あ、ありがとうございました……」

 

美由希は肩を上下させながら折れた木刀を回収する。

そして持っていた木刀を納め二人は家に向けて走り出した。

 

 

 

 

 

 

家に帰り美由希はシャワーを浴びに浴室へと向かう。

恭也は美由希が上がるまで少しかかるため台所に顔を出しにいった。

 

「あ、師匠、おはようございます!」

 

「ああ、おはよう、晶。 今日は晶が食事当番だったんだな」

 

「はい! 期待しててくださいね!」

 

「ふむ、そうするとしよう」

 

恭也は若干笑みを浮かべながらそう返し、台所を出ようとする。

そんな恭也を呼び止めるように晶は恭也に話しかけた。

 

「そういえば最近、志乃ちゃん来ませんね」

 

「そうだな……受験も近いから勉強で忙しいんじゃないか?」

 

「あ〜…そういえばもうすぐ受験ですね」

 

「晶も勉強を怠らないようにな」

 

「あ、あははは……努力します」

 

そして今度こそ恭也は台所を後にした。

 

 

 

 

 

台所を出てすぐにシャワーを浴び終えた美由希と入れ替わり、恭也は浴室でシャワーを浴びる。

シャワーを浴び終えると恭也は食卓へと向かった。

そしてその途中で桃子と遭遇した。

 

「あら、恭也」

 

「おはよう、母さん。 もう朝食が出来てるみたいだから急いだほうがいい」

 

「そうね。 ん〜、この匂いだと今日は晶ちゃんが当番みたいね」

 

「ああ」

 

「っと、早く手を洗ってこなくっちゃ」

 

桃子はそう言って洗面所へと小走りで向かっていった。

その後姿を見送ると恭也は食卓へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

全員が席に着いたのを合図に皆は手を合わせて食べ始める。

食事中ではあるが皆の間にはいろいろな会話がなされていた。

恭也は皆が会話をしながら食事をしている中、それを軽く聞きかがらご飯をかきこむ。

 

「そういえば、今日って持ち物検査があるんだよね?」

 

「そうだったか……?」

 

「えと、確かそのはずなんだけど……」

 

「まったく記憶にないんだが…」

 

「まあ、恭也だしね〜」

 

「その発言は何気に酷いぞ、高町母よ」

 

恭也が非難の視線を向けながらそう言うが桃子は軽く流した。

 

「でも、美由希のいうとおり持ち物検査があるんなら恭也は早く行かないといけないんじゃないの?」

 

「む……そうか?」

 

「う〜ん、持ち物検査は担当がその時々で変わるからなんとも言えないかな」

 

「なら、用心に越したことはないでしょ。 早く食べて学校に行っちゃいなさい」

 

「わかった…」

 

そう言って頷くと恭也は残りのおかずとご飯をかきこみ席を立つ。

席を立った後、自室に戻り鞄を持ってリビングを通って玄関へと向かう。

 

「では、行ってくる」

 

『いってらっしゃーい』

 

リビングを通った際に恭也はそう言うと皆が合わせたように返してくる。

そして、返ってきた皆の声を背に恭也は学園へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

さて、こん僕ととらハのクロスです。

【咲】 また新作……しかも短い。

いや、書きたいのを我慢するのは体に悪いからさ……。

【咲】 じゃあなんで短いのよ。 これって今までで最短じゃない?

まあ、最短だな。 まちがいなく。

【咲】 このバカタレ!!

はぶあっ!!

【咲】 書くなら書くでしっかり書きなさいよね、まったく。

うぅ……。

【咲】 じゃ、今回はこの辺でね♪

ま、また次回…いつになるかわかんないけど……見てくださいね。

【咲】 今、なんていったのかしら?

あ、あははははは、で、では〜ノシ

【咲】 あ、こら、待ちなさ〜い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は掲示板かメールにて。

 

 

 

 

 

 

 

戻る。