―新大陸エレンシア・リーン&フィーナの家―
リーンとフィーナの家に厄介になってから、早五年の年月が流れた。
この五年間、恭也は厄介になりつつも必死になって元の世界に帰る術を探した。
しかし、結果としてその術は欠片ほども見つからず、今もこうして二人の家に厄介になっているというわけだ。
まあ、今はある事情で軍人になり家を出たリーンを抜かすと、実質住んでいるのは恭也とフィーナのみのだが。
「ふぅ……こんなものか」
誰もいない家内にて、恭也は干し終わった洗濯物を見て息をつく。
リーンが軍人になって家を出て間もなく、冒険者となったフィーナは今もいろんな所を行ったり来たりしている。
そのため、家に帰っていることがそれなりに少なく、洗濯物も基本的に恭也のものばかりである。
今回もフィーナは何たらの遺産を求めて船に乗り、冒険に出てしまっているのだ。
しかしまあ、それも半月ほど前の話……本人が言っていた予定では、そろそろ帰ってくる時期である。
「まあ、フィーナの予定は当てにならんことが多いがな……」
愚痴を零すように呟きつつ、恭也は昼食の準備に取り掛かる。
実際、フィーナの言う予定はほとんど守られた試しはなく、大体二、三日は、遅ければ一週間程度ずれる場合が多々ある。
冒険者なのだからと言ってしまえばそれまでだが、ならばいちいち予定など言っていかなくてもいいだろうとも思う。
だがまあ、本人がいないのにそんな愚痴を言っても仕方ないと思いつつ、恭也は食材をまな板において包丁を走らせ始める。
と、そのとき、家の外に覚えのある気配を感じ、恭也は包丁を持つ手を止めて感心したように息をつく。
「ただいま〜!」
感じた気配の主は扉の代わりとして掛けられている幕を潜って中へと入り、元気よくそう言う。
それに恭也は止めた手から包丁をまな板へと置き、その人物のほうを向いて口を開いた。
「お帰り、フィーナ。 珍しく予定通りに帰ってきたな」
「うん、今回は順調に事が進んだから! 本当ならもう少し早く帰れるはずだったんだけど、ちょっとした騒動に巻き込まれちゃったのよね」
「ふむ……まあ何にしても、無事に帰ってきて何よりだ」
「あははは、そんなに心配しなくても大丈夫よ、兄さん。 なんて言ったって、私は冒険者なんだから!」
元気一杯にそう言うフィーナに恭也は小さく苦笑しつつ、そうだなと呟く。
ちなみにだが、フィーナが恭也を兄さんと呼ぶようになったのは、住むようになってからすぐだったりする。
「さて……これから昼食を作るところだったんだが、フィーナも食べるんだろ?」
「それはもちろん……といいたいところだけど、ちょっとこれから出てこないといけないのよ。 たぶんすぐに帰ってくると思うから、それまで待っててもらってもいい?」
「ああ、構わん。 いつでも食べられるようにして待ってるとしよう」
「ありがと! あ、それとお願いなんだけど……後で人が二人ほど訪ねてくると思うから、その人たちの分も作っておいてくれる?」
「まあ、それは構わんが……その二人というのは、友達か?」
「ん〜、みたいなものかな。 じゃあよろしくね、兄さん!」
ちょっと曖昧な返答をした後、フィーナは再び幕を潜って外へと出て行った。
フィーナが外出したのを見送った後、恭也は昼食に使う材料を少し増やして再び包丁を持ち、調理を再開するのだった。
GRANDIA〜DifferentWorld
Guardians〜
第一話 訪問者は小さき冒険者
フィーナが家を出てから一時間ほど、再び外から人の気配を恭也は感じた。
今度の気配は二つ……その数と覚えのない気配だということから、恭也はそれがフィーナの言っていた訪問者なのだと悟る。
そして悟ったが矢先、その二つの気配の主は家へと近づき、幕を潜って中へと入ってくる。
「わぁ〜……ここがフィーナの家なんだ〜」
まず最初に入ってきたのは、頭に鳥っぽい奇妙な生物を乗せた幼い少女。
そして、少女に続くように入ってきたのは、青い帽子にゴーグル、そして綺麗な赤髪が特徴の少年だった。
その二人は口々に何かを言いながらはしゃぎつつ周りを見渡し、昼食を作っている恭也を捉えたところで視線が止まる。
「……だれ?」
「も、もしかして……泥棒さん!?」
恭也の姿に驚く少年と少女は、かなり的外れな考えを口走る。
それに恭也は小さく溜め息をつき、鍋をかき回していたお玉を置いて二人へと近づき口を開く。
「人の家に入ってきていきなり泥棒呼ばわりとは……フィーナの友達という割には礼儀がないな」
「むぅ、見ず知らずの人にそんなこと言われる筋合い……って、人の家?」
「あれ? ここって……フィーナの家じゃないのか?」
「いや、それで合ってるが?」
恭也がそう返すと、二人は不思議そうな顔で頭に疑問符を浮かべる。
そんな二人に恭也は小さく苦笑し、今一度二人の顔をマジマジと見始める。
友達のようなもの、と聞いたからてっきり恭也は冒険者なのかと思ったが、見た目からそうは見えなかった。
いや、それよりも驚いたのが、二人のうちの一人がフィーナとそう大して年齢に差がないと思われる少年だったということだ。
「……」
「な、なんだよ……」
マジマジと見られて、少年はまるで睨み返すように顔を向けつつ言う。
しかし、恭也の耳には少年の言葉は入らず、ただ頭で少年の見た感じを分析する。
そしてある程度分析すると恭也はふむと頷き、同時に少年の両肩に両の手を置いて掴む。
「君……名前は?」
「へ……ジャ、ジャスティンだけど」
「ふむ……では、ジャスティン。 フィーナのこと……よろしく頼むぞ」
「はい?」
「大
人に振舞おうとしてはいるがあれで結構抜けてるところがあるし、少し怒りっぽいところもある。 さらに言えば何かあるとすぐ無茶をしようとする困った部分
もある……が、とてもいい子なのは確かだ。 正直なところ、どこの馬の骨ともしれない奴にフィーナをくれてやるのはあれだが、まあそこはお互いの気持ちが
大事だからな。 俺は君たちのことを温かく祝福――」
早口で捲くし立てる恭也に呆然としてしまうジャスティンと少女。
だが、それでも構うことなく恭也が言葉を紡ぎ続けようとした途端、びゅんっという風切り音を立てて何かが恭也へと向かう。
それを恭也は察知すると同時に回避行動を取り、同時にそれを放った主へと顔を向ける。
「いきなり何をするんだ、フィーナ」
「それはこっちの台詞よ! 折角訪ねてきてくれた二人に一体何してるのよ、兄さん!」
「そんなもの決まってるだろ。 フィーナを射止めた勇気ある少年に、兄として挨拶をだな……」
「射止めたって……私とジャスティンはそんなんじゃないわよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶフィーナに、恭也は少しがっかりしたような顔をする。
ようやく男っ気のないフィーナにも春が来たか、とちょっと喜んだのがぬか喜びだったのだからしょうがないと言えばまあしょうがない。
そして、その後もしばらくの間、ジャスティンと少女が呆然とする中で恭也とフィーナの久しぶりの兄弟喧嘩を繰り広げるのだった。
三十分後、よくやく兄弟喧嘩が終わったところでジャスティン、スー、フィーナの三人は絨毯の上に腰掛ける。
今しがた兄弟喧嘩を終えたばかりなのかフィーナは少し息を切らしているが、恭也はまるで切らした様子はない。
そんな恭也にジャスティンと少女―スーは少し驚きつつも、もう一つ驚いたことをフィーナへと尋ねた。
「フィーナって……お兄さんいたのね」
「え、ええ……本当の兄妹ってわけじゃないけどね」
「あ、やっぱりそうなんだぁ……キョウヤもフィーナも全然似てないもんね」
恭也とフィーナを見比べながら、スーは納得したようにそう言う。
それにフィーナは苦笑しながらも曖昧な返事を返しつつも、内心では恭也のことについて尋ねられるのではと冷や冷やしていた。
というのも、恭也がこの世界の住人ではなく、異世界の住人であるという事実は、恭也の意向で誰にも話さないように言われているのだ。
その理由は恭也曰く、言っても白い目で見られるだけだろうが、下手をすれば無用な騒動を呼ぶ可能性があるから、だそうだ。
まあフィーナとしても、二年前にリーンを軍に取られてからずっと二人で過ごしてきたため、兄と慕う恭也までいなくなるなんてことは避けたい。
故に、恭也自身の頼みだけでなくフィーナ自身の願いもあるため、如何にジャスティンとスーであっても話すことはできない。
そのため、内心では冷や冷やしつつも、表面上では悟られないようにと笑顔を浮かべていた。
「そういえば、フィーナ。 ちょっと聞きたいんだけどさ……」
「な、何かしら?」
ふとジャスティンがそう言ってくるのに、フィーナは思わずどもりつつ返してしまう。
そして、遂にあの質問が来るかと内心で思いながら、なるべく平静を装った顔で見返す。
「キョウヤって――」
「悪いが昼食の時間だから、話は一旦中断だ」
今まさに質問しようとした矢先、いつの間にか傍まで近寄っていた恭也がそう言って質問を遮る。
それにジャスティンは質問を遮られたことが少し不服なのか、むっと小さく唸り、フィーナは気づかれないようにホッと息をついていた。
そんな二人の様子を見つつ、恭也は手に持っているお盆の上からシチューの盛ってある皿を各自に手渡す。
そして全員に行き渡ったのを確認した後、自身も絨毯の上、ジャスティンとフィーナのちょうど間辺りに腰掛ける。
「わ〜……男の人が作ったって割には美味しそうぉ」
「む……そんなに料理が下手そうに見えるのか?」
「あ、ううん、そういうことじゃなくて……なんて言えばいいかしら。 こう、男の人ってだいたい料理しないってイメージが強いっていうか……」
「ああ、なるほど」
言葉にしにくいのか悩みながらたどたどしくされる説明に恭也は理解したと言うように頷く。
そして自分の手に持っている皿に盛られているシチューを少しだけ見た後、右手のスプーンを動かして食べ始める。
恭也が食べ始めたのを合図に、フィーナ、スー、ジャスティンという順に食事に手をつけ始めた。
「ん〜、見た目通り美味しい〜」
「ほんとだ……マジで美味い」
「そう言ってもらえると作った側としても嬉しい限りだ。 お代わりもあるから、たくさん食べてくれ」
「は〜い♪」
元気よく返事をし、スーもジャスティンも熱いためゆっくりとではあるが食べ続ける。
ちなみにスーの頭にいた生物―プーイはというと、頭の上から降りて地面に置かれた皿からちょびちょびと食べていたりする。
そんな全員がシチューと食べ続ける中一人だけ、フィーナだけは数口食べたところで手が止まっていた。
「ん? どうした、フィーナ?」
「え……ううん、なんでもない。 ただちょっと、悔しいなって思っただけ」
「またか……前も言ったが、悔しがらなくてもフィーナだって十分美味しく作れるじゃないか」
「むぅ……でも、いくら頑張っても兄さんには全然勝てないんだもの。 悔しくも思うわよ」
拗ねたようにそう言い、ヤケクソ気味にパクパクとフィーナは食べ始める。
それに恭也はやれやれと言うように溜め息をつき、止めていた手を動かして食事を再開する。
と、そこで恭也はふと思い出したかのように手を止め、再びフィーナのほうを向いて口を開いた。
「そういえば、フィーナ……昨日の昼間のことなんだが、また自称婚約者が訪ねてきたぞ」
「っ……ま、またぁ!? もう……いい加減諦めてくれないかしら」
「あの執着ようじゃあ、難しいだろうな。 まあ、昨日はまだフィーナも帰ってきていなかったからあっけなく帰っていったがな」
「……兄さん、また何か余計なこと言ってないでしょうねぇ?」
「いや、いつも通り、フィーナが欲しければ俺から一本取ってみろ、としか言っていないが?」
「それが余計なことって言ってるのよっ! パコンが本気にしたらどうするのよ、もう……」
「心配するな、フィーナ。 あんな軟弱な小僧に負けるほど俺は弱くはない」
「そういう問題じゃないわよっ!」
フィーナの力一杯のツッコミに恭也は、むぅと唸りつつ食事を再開する。
怒りっぽいところがある、と恭也は言ったが、それの大概の原因は恭也なのではないか。
二人のやり取りにジャスティンとスーはそう思いつつ、その話で疑問に思ったことを口にする。
「フィーナ……パコンって、あの冒険者協会会長のパコンのことか?」
「え、ええ。 そういえば、二人はもうパコンとは会ってきたのよね……どう? 冒険者協会には入れた?」
「まっさか! あんな所、こっちから願い下げだよ!」
「え……で、でも、ジャスティンは冒険者になるためにここに来たんじゃないの?」
「あんなの冒険者じゃないよ! ツアーがどうのとか……冒険は娯楽旅行じゃないっつうの!」
冒険者協会に対する不満を言葉にしつつ、怒りを露にするジャスティン。
それにフィーナは困り気味の表情を浮かべ、スーのほうを向いて一体何があったのかと目で尋ねる。
それを読み取ったスーが語るには、どうやらパコンの機嫌を損ねたという理由で冒険者協会に入れてもらえなかったらしい。
だがまあ、ジャスティンとしてもその時点で冒険者協会自体に不満を持っていたため、入れなかったことは特に問題ではない。
しかし、冒険者協会に入らなければ新大陸の地図が貰えないため、かなり困る羽目になる。
故に、冒険者協会に入っているフィーナを訪ね、地図を貸してもらおうということでここにきたというわけである。
「そう……でも、困ったわね。 冒険者協会では、地図の貸し借りはしてはいけないってことになってるのよ」
「別に貸しても大丈夫だろ。 こういったことは、黙っていればわからないものだ」
「兄さんは黙ってて!」
「むぅ……」
フィーナに一喝され、恭也は情けなく唸りつつ黙って再び食事へと戻る。
それを確認した後、フィーナは二人へと向き直って申し訳なさそうな表情を浮かべる。
「そういうわけだから……悪いんだけど、地図を貸すことはできないの」
「ちぇ、ケチだなぁ……少しくらい貸してくれてもいいじゃんさ」
「……こればっかりはどうしようもないのよ。 これを渡したら、下手をすると冒険者パスを取り上げられちゃう……そうなったら、冒険ができなくなるのよ。 ジャスティンならわかるでしょ? 冒険者が冒険できなくなるのがどれだけ苦痛か……」
そう言って目を逸らし、フィーナは申し訳なさからか小さく俯いてしまう。
だが、フィーナが口にした言葉をジャスティンは違うと否定し、立ち上がって口を開いた。
「冒険者協会に入らなきゃ、パスがなきゃ冒険できないなんて、そんなの本当の冒険者じゃない! 冒険者っていうのはただ風のように、ただ自由に旅していくもんだ!」
「っ……」
「フィーナは、あんな奴らとは違うだろ? オレと同じ冒険者としての魂を持った、本当の冒険者なんだろ?」
「……そ、それは」
ジャスティンにそう尋ねられ、フィーナは答えられずに口ごもる。
その光景にスーはハラハラしつつも黙って見守り、恭也に至ってはジャスティンの言葉に感心したように頷いていた。
この年齢でこれだけちゃんとした意思を持ち、堂々とその意思を口にすることができる。
そして尚且つ、自分よりも冒険者として先輩であるフィーナに、冒険者とは何かを説教できるこの度胸。
今まで男女問わず、これほどの者を見たことがないため、恭也は思わず笑みさえも浮かべてしまっていた。
(さて、フィーナ……どう答える?)
恭也は気づいている……フィーナ自身、今のままでいいとは思っていないということを。
そして、冒険者協会が冒険者のすべてと今まで思ってきた手前、その思いを今まで封じてきたことも。
だが今、ジャスティンの言葉によってフィーナの気持ちは揺らぎ、封じてきた思いが抉じ開けられようとしている。
思いに正直になることができるか、それともその言葉を前にしてもまだ偽り続けるのか。
フィーナがどちらを選ぶのかを、恭也は気づかれずに笑みを浮かべて興味深そうに見続ける。
そしてしばし、だが時間にして十数秒程度の時間が流れ、俯き黙していたフィーナが顔を上げて答えを口にしようとする。
だが、フィーナが答えを紡ぐよりも早く、突如ヘンテコな音楽が家の外から内部へと響き渡った。
「な、なに?」
「はぁ……やれやれ、よりによってこんなときにとは。 無粋な自称婚約者だな」
ジャスティン、スー、フィーナの三人は、突然聞こえてきたその音楽に驚きを浮かべる。
それに対し、恭也はその音楽が何を意味するかをいち早く理解し、呟きながらも食べ終わった皿を流しへと持っていく。
恭也の呟きに三人もどういうことか理解したのか、一様に嫌そうな顔を浮かべることとなった。
「……とりあえず、お帰り願ってくるわ」
「ああ、そうしてやれ。 というか、きっぱりと結婚する気はないと言ってきてやれ」
「ええ」
もちろんと言うようにしっかりと頷き、フィーナは家の外へと出て行った。
それに視線を向けることなく、自称婚約者―パコンならフィーナだけでも大丈夫だろうと思いつつ、恭也は皿を洗い始める。
だがそれに反して、お帰り願うために外へと出て行ったフィーナの悲鳴が家内部まで聞こえてくる。
聞こえた悲鳴に恭也はパコンがとうとう奇行にでも走ったかなどと思いつつも、とりあえず心配なので……
「ジャスティン、それとスー。 すまないがちょっと……」
二人に様子を見てくるよう頼もうとしたが、すでに二人の姿はなかった。
思考をしていたとはいえ、二人が出て行ったことに気づけなかった自分を恥じつつ、恭也は再び皿洗いに戻る。
フィーナだけでなく、二人も向かったのだから大丈夫だろう……そう思いながら、皿を洗い続ける。
「ジャスティン!!」
しかし、またも予想に反して、聞こえてきたのはそんな叫び。
それに恭也は皿洗いの手を止め、溜め息をつきつつ手を拭き、外へと出て行くのだった。
あとがき
出会いと同時に事件発生!!
【咲】 事件名は……『フィーナ誘拐事件』ってとこかしら?
いや、この場合は『パコン、奇行に走る!?』だろう。
【咲】 どっちにしても事件は事件ね。
だな。
【咲】 ところでさ……この事件に恭也はやっぱり関与するの?
う〜ん……それは次回をお楽しみに、かな。
【咲】 ふ〜ん……でもさ、まったく関与しないってことは普通ないわよね。
まあねぇ……義理とはいえ、妹だし。
【咲】 美由希とはえらい違いよね、扱いが。
というかまあ、美由希はフィーナほどバイオレンスじゃないし……というか、原作のフィーナもそこまでバイオレンスじゃないけどな。
【咲】 どっちかっていうと結構おしとやかな感じ?
ん〜……おしとやか、とはまた違うと思う。 でもまあ、この作品ほど怒りやすくもないかな。
【咲】 じゃあ、結構あんたが改変しちゃってるってことね。
そうなるね。 まあ、それに関しては恭也も似たようなものだけど。
【咲】 そうねぇ……恭也がちょっと暴走気味に見えるし。
しかしまあ、出来ちゃったものは仕方ないということで、このままでいこうと思う。
【咲】 グランディア好きから反感を買ったりして。
むぅ……でも、だからこそ冒頭で注意してるわけだしなぁ。
【咲】 まあ、私は別にいいんだけどね。 じゃ、今回はこの辺でね♪
また次回も見てくださいね〜ノシ
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