―新大陸エレンシア・ドム遺跡内部―

 

 

 

遺跡内に入って早速待ち構えていたのは、遺跡を巣とするモンスターと数々のトラップ。

幽霊、蝙蝠、オークなどなどのモンスターが大量に生息しており、侵入者であるジャスティンたちに襲い掛かってくる。

そしてそれを打ち倒しても、息をつく暇もないほどにトラップがジャスティンたちの行く手を遮る。

ボタンを押したら階段が平らになり滑って最初に戻されたり、左右にある人の顔らしき彫刻が凄い勢いで迫ってきたり。

正直、ジャスティンたちが最初にいったサルト遺跡などとは到底比較にはならない。

だがまあ、それを越えていってこそ冒険者というものであるわけで、ジャスティンたちも難なくとは言わないがどうにか進めていた。

 

「ていうかさ〜……サルト遺跡とは全然違うよなぁ。明らかにあっちより広いし」

 

「そうよね〜。もう少し小さく作ればいいのに……」

 

ジャスティンに関しては少し疲れてきてるだけだが、スーに至ってはもううんざり気味であった。

モンスターの種類や数、トラップの多さ……それ以外でサルト遺跡とドム遺跡の最大の違い。

それは、内部の広さと入り組んだ通路の作りだった。

サルト遺跡もそれなりに入り組んだ作りをしているし、広いと言えるぐらいの広さはしている。

だが、ドム遺跡に至っては広さが倍以上あるのではと、先ほどから歩いてきて感じてしまうほど広く入り組んでいる。

冒険に遺跡などは付き物だと思っているジャスティンはいいとしても、根っからの冒険者ではないスーからしたらうんざりするのも無理はない。

 

「しかも魔物の数が半端ないしな……一体全体、何で遺跡内部にこれだけの魔物がいるんだよ」

 

「仕方ないわよ。この遺跡は罠とかが多くて危険だからって出入りを基本的に禁止してるのもあって、人気がないから魔物にとっては良い環境になっちゃうんだもの」

 

罠の多さと通路の入り組み様、そして魔物の多さという三つの要素故、ここは冒険者協会でもツアーを作らない。

このことから冒険には危険が付き物というジャスティンの考えとは根本的に異なっているということが分かる。

そういうわけで冒険者協会の者も立ち寄らないせいか、魔物にとっては非常に住みやすい環境であると言えるのだ。

 

「まあ、そこまで強い魔物がいないっていうのがせめてもの救いだよなぁ……」

 

「うんうん。もし下手に強い魔物がごろごろしてたら、私たちなんかパックンで食べられちゃってる頃よね」

 

「ぷぷぅ!」

 

ジャスティンの言葉にスーが賛同し、スーの言葉に頭上を飛ぶプーイが同意する。

そんな三人の様子にフィーナは僅かに苦笑を漏らし、自身もそうねと短く告げて同意しておくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GRANDIADifferentWorld Guardians

 

 

第四話 幻影の間にて待つ少女

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで難色を上げながらも三人はドム遺跡を突き進んでいく。

例によって遺跡の奥へ行くごとに罠や魔物の数も多くなり、彼らを妨げたのは言うまでもない。

しかも奥へ進むたびに増えていく罠は時折ふざけたような代物まで混ざっていたりもした。

ボタンを押したら床が開いて滑り台になったり、床のスイッチを踏んだ瞬間になぜか盥のようなものが頭上に落ちてきたり。

別段危険性が差してないものが多数増え、更に言えばその罠に引っ掛かるのが決まってジャスティンかスーだ。

いや、割合的にはジャスティンのほうが極めて高いと言える……こういったところが本人の好奇心の高さを物語る。

しかし、罠が起動するたびに周りの者、特にフィーナは焦るわけであり、正直なところ呆れのようなものまで混じり始めていた。

とまあそんなことが多くありしも一同は通路を進み、ようやく遺跡の最深部と思わしき場所へと辿り着いた。

 

「こ、ここが遺跡の一番奥なのかな……?」

 

「たぶん……でも、最深部のはずなのに何もないっていうのは一体どういうわけなんだろうな」

 

ジャスティンが口にした通り、おかしなことにその場所には何もなかった。

先に進むための道があるわけでも、サルト遺跡のように中央に宝玉があるわけでもない。

本当に何一つ無い……ただ無意味にだだっ広い空間がポッカリと存在するだけだった。

 

「とりあえず、周りを探索してみましょう……もしかしたら何かあるかもしれないし」

 

周りを見渡した後にフィーナから告げられた言葉に二人は頷き、辺りを散策し始める。

地面や天井、壁などをじっくりと見てみたり触ってみたりして探し、何か仕掛けがないかどうかを見極める。

しかし、冒険者として一人前と言ってもいいフィーナとは違い、ジャスティンとスーにそれを行うのは困難だった。

というのも話を聞く限りでは二人はまだ駆け出し冒険者と言ってもいい存在……罠や仕掛けの見極めなど見に付いているとは思えない。

そして彼女が思ったとおり、散策を開始してからの二人の行動は初心者という一文字が当てはまるようなものだった。

まあ、そうだろうと思っていただけに過度の期待はしていなかった故、落胆とはまではいかず溜息一つで済んでいた。

 

(兄さんなら、こういったのは得意なんだけど……)

 

比べるというのはあまり良くないことだが、ここに恭也がいたらなと少しだけ思ってしまう。

昔にしても今にしても、罠を張ることや見抜くことが非常に秀でている兄的存在な恭也。

フィーナが小さい頃も街で買えるのに罠を張って野生の動物を捕らえ、新鮮だからと言って料理した事もある。

当時こそ呆れたりもしたものだが、現在の状況では彼がいたなら非常に心強い思えてならなかった。

 

(って、また兄さんに頼ってる……駄目よね、そんなのじゃ)

 

恭也は言った……冒険者なのであれば、進む道は自分たち自身で切り開くものだと。

それは冒険者になったときから自身に課した約束でもある。だけど、今思ったことはそれに反していた。

知恵を借りること自体は悪いことではない。でもフィーナが思ったのは、全面的に兄を頼ろうとする考え。

考えてそこに思い至った彼女は僅かに首を振り、未だ兄に頼ろうとする弱気な自分を振り払った。

 

(いつまでも兄さんがいないと何も出来ない女の子じゃない……だから、この程度で弱気になっちゃ駄目!)

 

自分を叱咤することでフィーナは弱気を打ち払い、目の前の仕掛けを解くことに専念する。

大きな広間に来た道以外での道が無い。これは普通に考えれば道を間違えて来たと捉え勝ちになる。

しかし、ここの来るまでで多数の道を通り仕掛けも確認し、他に道や隠し通路が無いことはしっかりと確認済み。

それ故に遺跡の最奥となるのがここなのは明白。なのに広間には何も無く、これ以上進む道が存在しない。

これらの要素から考え付く答えは、この広間にスイッチか何かの仕掛けで開く隠された道が存在するということ。

周りが同じ模様、同じ素材で作られた壁だけに見分けに付き難い。だけど、それでも探していけば違和感の一つはあるだろう。

それを探し出すのが冒険者としての腕の見せ所……だからこそ、誰よりも先に見つけるべく彼女は壁を注意深く触っていく。

 

(……あれ?)

 

壁を触っていく中、ある地点に達した所で彼女は動きを止め、僅かばかり首を傾げる。

今しがた触っている壁はほんの僅かだが、他の壁よりも少しばかり窪み具合が目立っている。

古い遺跡だから誰かが訪れた際に何かの弾みで凹んだ、という考えもそれには出来るだろう。

だけどそれにしては妙なのが、レンガのように詰まれて出来た壁が一ブロック丸々凹んでいるということ。

これは何かの衝撃で凹んだというよりも意図的にそうなるよう作り上げたというほうが違和感なく納得できる。

加えてそのブロックも含み、壁には壁画が描かれている。これはその部分だけ凹ませるにしては妙なことであった。

触ってみて分かるこれらの違和感、それがフィーナに示す結論は一つしかなかった。

 

(ここが、隠し通路を開くスイッチ……)

 

触れば分かるほど他のブロックより凹ませた部分。それが隠し部屋のスイッチだと示している。

その結論に思い至ったフィーナは離れた位置で探している二人を呼び、自分のいる所へと集合させる。

そして今自分が感じた違和感、それによって導いた結論を話し、二人の意見を尋ねた。

 

「ん〜、罠とか仕掛けとか詳しくないから意見と言われても困るけど……とりあえず、押してみれば分かるんじゃないか?」

 

「ジャスティンのはアバウト過ぎだけど、私も同じ意見かなぁ……」

 

ジャスティンの言動に突っ込みつつ、スーも同じ答えだと頷いて返した。

二人のその答えを賛同と取ってフィーナも頷き返し、窪みに当てた手に僅かな力を込めて押し込む。

すると以外にもあっさりブロックは動き、ガコンと広間に響く音を立てて力を込めた方向に押し込まれた。

 

 

――途端、窪みのあった壁が一際大きな音を立てて震えだした。

 

 

壁が震えだした瞬間に三人はすぐさま後ろへと下がり、目の前の現象を黙って見続ける。

三人は見続ける中で壁が震えを若干納め、ゴゴゴッと音を立てて上へとスライドしていく。

スライドした壁が僅かな間を空けて止まったとき、先ほどまで壁のあった場所には一本の広い通路が出現していた。

 

「大当たり! 諦めずに粘った甲斐があったな!!」

 

「何言ってるのよ。実際見つけたのはフィーナなんだから、ジャシティンが威張る所じゃないでしょ」

 

「それはそれ、これはこれだって!」

 

窘められても興奮からはしゃぐジャスティン。そして発言に指摘をしながらも、自身の興奮を隠せないスー。

そんな二人を見てフィーナも若干の苦笑を浮かべ、興奮冷めやらない二人へ先に進もうと告げる。

それに二人も従ってフィーナと共に歩き出し、出現した通路を道なりに真っ直ぐへと進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――新大陸エレンシア・ニューパームの街――

 

 

 

ガーライル軍の兵士と接触した後、恭也は武器を隠すように携えて街へと出た。

すると思ったとおり、普段は見かけない軍人がその日は珍しく目に付き、ある程度の異質感が漂っていた。

 

(ここまで大々的に動くほどの事態、ということか……)

 

軍人を視線の片隅に置きながら彼は街を歩き続け、簡単な情報収集を行う。

といっても軍人にそれを尋ねたところで答えるわけも無い故、街の人に聞いたり軍人同士の話を盗み聞く程度だ。

自分に尋ねてきた話からすると事態は亜人絡み、加えてここまで大げさに動くほどの大問題に発展している。

今現在分かるのはその程度だが、軍人をあまり快く思っていない恭也は嫌な予感を隠せない。

 

(この件、リーンは関わっているのか……いや、ここまで大きく動きを見せながら、アイツだけ動いていないほうが変か)

 

フィーナの姉たるリーンも今は軍人。加えてある方法によって、彼は彼女がどの地位にいるかを知っている。

だからここまで軍が大々的に動く事態に彼女だけ動いていないとは思えず、僅かばかりの溜息をついた。

そもそもリーンが去った二年前も、恭也は彼女が軍人になることを反対した。戦いに投じる必要性がないのだから、平穏に過ごせばいいと。

だけど彼女が軍人を選んだ切っ掛けを話され、加えてとある一人の男の説得によって彼は二つの条件を出して折れた。

条件の一つは一ヶ月、もしくは二ヶ月に一度の頻度で手紙を出すこと。そしてもう一つは、危険な任務はなるべく辞退すること。

二つ目の条件は軍人としては本来出来ないことだが、彼を説得した男性の言質を得る事によってこの条件は呑まれた。

 

(まあ、手紙を出せというのに最近はめっきり出してこないがな……)

 

条件の一つである手紙、それは一年ほど前からほとんどなくなった。

何かしらの面倒な事態に巻き込まれたとこれから読めるが、だとすれば二つ目の約束さえ違えたことになる。

 

(もしそうなのだとすれば、許すわけにはいかんな……)

 

出来うる限りとは言われた。しかし、そう言われていたとしても約束は約束だ。

約束を守ってもらう代わりに軍人になることを認めたのだから、約束を違えることは彼としても許し難い。

だからこそ今の事態がどのようなものかを探る。感じるこの嫌な予感が、的中しているのかどうかを確かめるために。

そうして街の中をほとんど隈なく歩き続け、街の人や軍人同士の話を多く聞いていく。

そんな行動を取っていく中、冒険者協会裏に位置する場所にて軍人同士が話しているのを目撃し、素早く身を隠して聞き耳を立てる。

 

「こっちは駄目だった……目撃のもの字もありゃしねえ。で、そっちはどうだ?」

 

「ふふふ、聞いて驚けよ……なんと、例の亜人の子供の目撃証言をゲットしたぜ!」

 

「なっ、マジか!? で、で、一体どこで見掛けたって!?」

 

「なんでも、昨日山脈のほうに野草狩りに行っているときに目撃したらしいぞ。怪我をしてたらしいから、そんなに遠くには行ってないだろうってよ」

 

一方の軍人が街人からの目撃証言を話すと、もう一方のほうはなるほどと言うように頷き返す。

そして手に入れた情報が情報故か、少し慌てた様子で走り出し、その場から早々と去っていった。

軍人の二人が去った後、隠れていた場所から身を出した恭也は、盗み聞いた内容について考える。

 

(山脈というと、ラングル山脈か。そこからそう遠くもない場所というと……)

 

辺り一面が草原のラングル山脈……そこは恭也も野草取りや狩りをしにたまに行っていたりする。

だからそれなりに山脈の近場のことにも詳しくなっているため、その知識を掘り起こして考える。

ラングル山脈からそこまで離れていない場所。話にあった亜人の子供が逃げた場所についてを考える。

しかし考え始めて気づくのは、ラングル山脈の近場で心当たりがあるのはフィーナたちの向かったドム遺跡とその前の森だけだった。

それ以外の土地は軍の勢力化にあるため軍人がそれなりにいる。だから逃げ込んでも見つかるのが必然だろう。

だけど現在も見つかっていないということはそちらの方に逃げた可能性が高いため、ある種確信へと至る。

 

(だとするとフィーナたちの向かった方面に逃げた事になるが……これはまた、変な偶然だな)

 

先日三人がドム遺跡に向かった途端、そんな事態が起こると言うこと自体も偶然。

それに加えて亜人の子供がそちらの方面に向かったのだとすれば、こんな偶然は他にないと言える。

しかしまあ、こうなると自分にはどうする事も出来ない。自分も向かっては下手をするとフィーナたちと行き違いになる。

亜人の子供を保護して詳しい事情を知るのも必要だが、行き違いになって彼女らを心配させるのは問題と言えた。

だけどこれ以上軍人の話を盗み聞いても有力な情報は手に入らない。だから、恭也はそこまで情報を手に入れた段階で情報収集を切り上げた。

そして元来た道を戻っていき、街を後にして早々とした足取りで家のある方面へと歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――新大陸エレンシア・ドム遺跡、幻影の間――

 

 

 

隠された通路を歩き続け、辿り着いたのは先ほどの広間よりも小さな一室。

中央の小さな支柱の上に光を放つ水晶玉があり、辺りを蒼い光で照らす神秘的な部屋。

今まで通ったドム遺跡のどこよりも一風変わった部屋を見渡し、フィーナは僅かに呆然とする。

しかしジャスティンとスーはこの光景に慣れてるかのように平然と進み、水晶玉の近場へと歩み寄る。

そして不用意だと思ったフィーナが止めるよりも早く、ジャスティンは水晶玉へと触れた。

 

 

――瞬間、ジャスティンのポケットにある精霊石が輝きを放つ

 

 

まるで水晶玉に呼応するかのように輝きだしたそれは徐々に光の強さを増していく。

それと同じくして水晶玉の蒼き光も強くなっていき、光はほとんど間もなくして部屋全体を包み込んだ。

光に視界を奪われたフィーナは僅かに動揺する。しかし、ジャスティンとスーは一切驚きもしなかった。

なぜならそれは以前、体験した現象だから。エレンシアに来る前、故郷である大陸のサルト遺跡でも経験した現象だから。

 

 

 

『ジャスティン。精霊石を持ち、精霊に祝福されし者よ』

 

――だからその声が聞こえてきたときも、驚きなどなかった。

 

 

 

声と同時に視界に映るのは、先ほどまでいた場所とは全く異なる場所。

いつの時代のどこの場所かも分からない。それどころか、現存しているのかどうかすらも知れない。

それほどまでに古い土地、古い建物ばかり。そしてそこに済む人もまた、普通とは異なる。

光の翼を背中に生やした者たち……それは何名かという限定された数ではなく、目に映る全てがそうだった。

 

(光翼、人……?)

 

エンジュールの伝承にある存在の一つ、光翼人。だけどそれは所詮御伽噺でしかない。

今の時代を生きる人のほとんどがそう思う事だ。だからフィーナも例に漏れず、エンジュールを御伽噺だと思っていた。

だけど目の前に映し出された光景はそれを否定するもの。エンジュールが存在していたという証。

だからこそ先ほど以上に驚き隠せない。今まで信じてきたことが、目の前の光景で否定されたのだから。

 

「リエーテ……俺、ここまで来たぜ! この大陸にアレントがあるんだろ!」

 

『今貴方がいる地は、アレントへの道標の一つにすぎません』

 

驚きを抱きつつ周りを見渡すフィーナを他所に、ジャスティンは声の主――リエーテへと言葉を発する。

だけど彼の言葉は次に放たれたリエーテの言葉によって否定され、彼は少しばかりガックリとする。

 

「やっぱり、そんな簡単にはいかないよな……で、アレントはどこにあるんだ?」

 

気落ちした態度はすぐに消え、答えを期待するような目で再びリエーテへと問う。

そんなめまぐるしく表情を変えるジャスティンとは対照的に、彼女はただ淡々と告げる。

 

『東へ進みなさい。アレントは、その地よりもまだ遥かに東』

 

「まだ東って、この先はすぐ世界の果てだよ!」

 

彼らのいるドム遺跡よりも更に東、それは新大陸エレンシアにある大きな壁を示している。

人々によって『世界の果て』と呼ばれる壁は文字通り、世界の終わりを意味していた。

だからリエーテの発言は可笑しいと言える。世界の果てが存在するのに、まだ東へ進めと言うのだから。

しかし、ジャスティンらが思ったその考えは続けて放たれた一言によって――――

 

 

 

 

 

『世界に果てなどありません……』

 

――否定された。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

リエーテの初登場だ!!

【咲】 登場と言えるかどうかは結構疑問なところだけどね。

まあ確かに……だが、出たということには変わりないので好し!

【咲】 なんでリエーテが出ただけでそこまでテンションが高いのよ……。

それはもちろん、リエーテが好きだからさ!

【咲】 ああ、そういうこと。でも残念ね、これ以降はリエーテの出番はかなり先になるわよ。

ふむ、それが悲しい限りだよ。でもまあ、彼女の出番が増える東エレンシア編までの辛抱だと考えれば……。

【咲】 ま、そこまで執筆の手が続けばいいけどね。

続かせるさ! リエーテのために!!

【咲】 とか言っときながら、最近とらグラのペースが激しく落ちてるけどね。

それは仕方ないべ? キリリクもあるし、他にも長編を抱えてるんだから。

【咲】 それはそうだけどねぇ……確か、アンタの今の主力はリリカルとメンアットだっけ?

ふむ、そうだな。まあ、メンアットは最近止まり気味なんだが。

【咲】 終わりもようやく見えてきたっていうのに、何やってんだか。

しょ、しょうがないだろ……リリカルの一章も終わりが見えてきてるんだから。

【咲】 ま、どっちにしてもちゃんと書き続けるなら私も何も言わないけどね。

それはもちろんだな。ミラのために、フェイトのために、リエーテのために!!

【咲】 ……節操ないわね、アンタ。

好きな者は好きなんだからしょうがないのだよ。じゃ、今回はこの辺にて!!

【咲】 また次回も見てくださいね♪

では〜ノシ

 

 

 

 

 

 

 

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