―新大陸エレンシア・リーン&フィーナの家―
式場より家へと帰宅したジャスティンたち、というよりフィーナはすでに帰っていた恭也に真っ先に食って掛かった。
表の門を出たら結婚確定と確実に思われるのを知っていながら、なんでそれを言わないのかと。
まあ、恭也のことだからなんとなく返答は予想していたが、案の定恭也は予想を裏切らず……
「擬似とはいえ、結婚するというのはいい経験になっただろ? ただでさえ、フィーナは男っ気が少ないのだからな」
などと、悪びれる様子を全く見せずにそうのたまった。
予想していたとはいえ、実際に言われてフィーナが怒りを我慢できるわけもなく、兄妹喧嘩勃発となった。
そしてその様子を若干戸惑いながらも、微笑ましいものを見るように見続けるジャスティンとスー。
そんなこんなで騒がしかった一同の一夜は明け、朝を迎えたジャスティンたちは早速ドム遺跡に行こうと言い出した。
アレントへいくため、エンジュールを見つけるため、次の場所とばかりにリエーテより導かれた遺跡へと。
突然の事ながらもフィーナは特に断る理由もなく、一緒にドム遺跡へいくことを了承した。
そしてそれと同時に、恭也も一緒に行かないかと一同は誘ってはみたのだが、恭也はそれに首を横に振った。
「俺は冒険者ではないからな……遺跡へはお前たちだけで行ってくるといい」
「ん〜……でもキョウヤの実力って、あるとほんとに心強いんだけどなぁ」
実際見たわけではないが、自分たちよりも遅く出たにも関わらず先に式場へと到着してチャン先生を伸した。
これだけ見ても、少なくとも強いというのは分かるし、フィーナに至ってもジャスティンの発言に同意するように頷いていた。
だがしかし、その発言に恭也は皿を洗う手を止め、呆れたように溜め息をつきつつ口を開いた。
「お前たちは冒険者なのだろう? だったら、俺の力など借りずとも自分の道くらい自分で切り開くものじゃないのか?」
「む〜……まあ、そうだけど」
「なら、俺に頼ろうとなどせず、自分たちの力で遺跡へ行って来い」
恭也はそう言うと、再び皿洗いの手を動かし始める。
その様子と先ほどの言葉にどうあってもついていく気はないとわかったのか、三人は諦めて準備に掛かった。
そして、すぐに準備を整えた三人は揃って出発していくのを横目で見つつ、恭也は皿洗いを続けるのだった。
GRANDIA〜DifferentWorld
Guardians〜
第三話 いざ、ドム遺跡へ
ジャスティンたちが出かけてから数刻経って、恭也は外の物干し場にて洗濯物を干していた。
そして洗濯物を干しつつ考える……フィーナを連れてドム遺跡へと出かけた二人のことを。
どこから来たのかは知らないが、幼き身には過酷といえる旅を共に歩んでいるスー。
エンジュールという御伽噺の実在を信じ、すべてを知るためにアレントを目指すジャスティン。
この二人ならば、フィーナを共に連れたってくれると直感的に思い、そして現実となった。
そして冒険者協会という呪縛から解放されたフィーナは、本当の冒険者に戻ることを誓ってジャスティンたちと共に出かけた。
最初はどこの馬の骨とも思いもしたが、冒険に出るフィーナがあれほどまでに楽しそうな笑みを浮かべたのは久しぶりだった。
「そろそろ……兄としての任も降りられる時期かもしれんな」
日がさんさんと差す物干し場にて、洗濯物を伸ばして干しつつ恭也は呟く。
この世界に来て間もなく、二人の少女に兄として慕われるようになった恭也。
本来の世界へと戻りたいという願いがありながらも、その状況を心地よいと感じている自分がいた。
このままここにいるのも悪くはない……そう思うようにもいつしかなっていた。
だが、仮初の関係、仮初の生活というものは、いつしか崩れ去っていくもの。
『あの日』、恭也はそのことを身を持って実感することとなった。
「……」
あの出来事の結果がリーンを軍へ向かわせ、フィーナに悲しみを抱かせることになった。
すべてがすべて、自分のせいではないのであろう……言ってしまえば、それが彼女たちの運命だったのだ。
だが、だからといって割り切れることではなく、半分の責任は自分にあると今まで戒めてきた。
その戒めが、自分の幸せよりもフィーナの幸せを願い、孤独になると知りながらも今まで手を尽くしてきた。
そして今、フィーナは自分から離れようとしている……少女たちの幸せを壊した罪を償うためにしてきた結果が今出ている。
「これでいい……リーンも、フィーナも、俺が傍にいてはいけない存在なのだから」
真実を知れば、フィーナは今までにないほどに怒るだろう。
だが、それでもこれは譲れることではない……フィーナの幸せを願うなら、譲ってはいけない。
フィーナはジャスティンたちと共に旅発ち、恭也は兄の任を降りてフィーナの前から姿を消す。
これでいい、これでいい……自分に言い聞かせるように、何度も心中で呟いていた。
「……ん?」
思考に耽りつつ洗濯物を干し終えたとき、ふと耳に聞きなれない音が聞こえてきた。
キュラキュラ、キュラキュラと、まるで戦車が走るような音が、徐々にこちらの方面へと近づいてくる。
その音に、聞きなれているわけではないが恭也は何が近づいてきているのかがすぐにわかった。
そして音の発生源が何なのか理解して一分程度、その発生源の姿が恭也の目からでも視認できる距離まできた。
「やはりか……」
それは軍の、ガーライル軍のマークをつけた戦車だった。
戦車は先ほどとは比べ物にならないほどの音を立てながら、ゆっくりと家の付近に近づき停止する。
そして停止した戦車の上から一人の軍人が姿を現し、恭也のほうを向いて口を開いた。
「一つ尋ねたいのだが、この辺りで亜人と思しき子供を見かけなかったか?」
「亜人? いや、身に覚えはないが?」
「そうか……嘘ではないな?」
「こんなことで嘘をつく意味はないだろう」
「ふむ、それもそうか。 邪魔をしたな……では、失礼する」
軍人は納得すると戦車の中へと戻り、戦車を操作してラングル山脈方面へと向かっていく。
それを恭也は姿が見えなくなるまで見送った後、洗濯物を入れていた籠を持って家の中へと入っていく。
「亜人、それにガーライル軍か……あまりいい予感はしないな」
籠を地面に置き、顎に手を当てて考える。
以前軍がドム遺跡を調べていたと聞いたときも一体何をしようとしているのかと考えた。
だが、判断材料も少ないし、軍の上のほうにはリーンもいるのだから悪いことをしているわけではないと思うことにした。
しかし、ここに亜人まで関わってくると、嫌でも軍が何を成そうとしているのかが気に掛かってしまう。
「少し調べてみるか……」
気に掛かった疑問は結果的にそう判断させ、恭也は自身の武器の手入れを始める。
昨日以外はまともに使うことすらなかったものだけに念入りに、念入りに手入れをする。
そして手入れをしながら、これから為そうとしていることに関しての思考に耽っていくのだった。
―新大陸エレンシア・ラングル山脈―
家を出発し、ラングル山脈をかなり進んだ位置で、ジャスティンたちはテントを張っていた。
日が沈みかけというちょうどいい時間でもあるし、無理をして進んだところでキャンプができる場所が先にあるとも限らない。
故に無理をせず、今日はここまでということでテントを張り、キャンプをすることにしたのだ。
そして現在、張ったテントの前にて焚き火を起こし、それを囲むように周りに座って食事をしながら談笑していた。
「そういえば昨日聞き損ねたんだけどさ……キョウヤのことでいろいろ聞きたいんだけど」
談笑の間で、ジャスティンは食事の手を止めてフィーナへとそう言う。
それにフィーナは突然のあまりに思わず咽そうになるも、なんとか口の中のものを飲み込んで手を止める。
「き、聞きたいことって……何?」
「んっと……」
ちょっとどもりながらもフィーナはなるべくにこやかな笑みを浮かべて聞き返す。
聞き返され何を聞こうかと悩むジャスティンと自身も興味津々なのか手を止めて耳を傾けるスー。
そして表向きは笑みを浮かべながらも、何を聞かれるのかと内心では冷や冷やしているフィーナ。
多種多様な様子を一同がしながらも若干時間が過ぎ、聞く内容が思い至ったのかジャスティンは再び口を開いた。
「えっと、じゃあ、キョウヤってフィーナの義理の兄ってことみたいだけど、出会ったきっかけって何だったんだ?」
「あ、それ私も気になる〜」
「ぷぷぅ!」
ジャスティンの発した質問にスーだけならず、プーイまでもが同意するように鳴く。
そしてフィーナはというと質問に対して回答を考える振りをして、内心ではすごく焦っていた。
というのも、ジャスティンの口にした質問は結構聞かれたくないことだし、回答に困ることなのだ。
異世界から飛ばされて大怪我しているのを発見して保護した、などとは恭也の素性を話しているのと変わらないので言えない。
ならばどうするか……それは簡単なようで難しい、ところどころ暈して話すという結論しかなかった。
「んっと……私と兄さんが初めて会ったのはメリル山道の道端で、私と姉さんがお買い物から買える途中だったかな」
「へ〜……フィーナってお姉さんもいたんだぁ」
「あ、うん……二年前に軍に入っちゃったから、今はいないんだけどね」
姉さんという言葉について聞き返されたとき、フィーナは少しだけ暗い顔を浮かべる。
しかしまあ、それもほんの一瞬のことだったため、ジャスティンたちが気づくことはなかった。
「それでそれで? キョウヤとの出会い方ってどんなだったんだ?」
「ん〜……帰宅途中の道端で大怪我を負って倒れてる兄さんを私と姉さんが見つけたっていう出会い方かな」
「……なんていうか、ちょっと衝撃的な出会い方ね」
「そう、ね……私も姉さんも、その姿を見たときはほんとに驚いたわ」
今としては笑い話にできる、そう言うかのようにフィーナは苦笑を浮かべる。
当初としては、血に塗れた衣服を纏う男性が道端で倒れていたら、はっきり言って若干パニックになるだろう。
というか、そのときは幼かったからとはいえ、そんな男性を見つけてパニックにならなかったフィーナとリーンは大したものである。
「でも、不思議だよな〜……実際見たわけじゃないけど、昨日のあれだとどう見ても強そうなのに。 どうして大怪我なんて負ってたのかな?」
「さ、さあ……そこは私も聞かなかったから」
「そっか〜……」
聞かなかった、というのは嘘である。
本当はなぜそんな大怪我を負ったのか、なぜそんな状態であそこに倒れていたのか、すべて聞いている。
だが、それは話せない……話すことは出来ない。
話してしまえば、恭也が異世界の住人であり、かなり貴重といえる人物だと分かってしまう。
ジャスティンやスーが口外するとは思えないが、信用していてもそれとこれとは話が別であった。
だから、悪いとは思いつつもフィーナは二人に話すことは出来ず、嘘を紡ぐしか方法はなかった。
「あ、そういえばさ、キョウヤの使う武器ってあの腰にあった短い剣なんだろ?」
「え……ええ、そうよ」
「じゃあさ、剣を教えてくれって言ったら教えてくれるかな?」
「ん〜、たぶん無理だと思うわ。 昔姉さんに基礎だけ教えてた時期があるけど、本格的に教える気はないって言ってたし」
フィーナの得物は鞭であるが、リーンの武器は剣と全く異なっている。
故にリーンが軍に行くより以前に、教えを請われて基礎だけという約束でしぶしぶ剣を教えていたときがあった。
しかしまあ、恭也の扱う流派が流派なだけに、世界が違えども安易に教えていいものではない。
そのため、基礎だけで本格的な部分は何一つ教えてはいないし、これから先も教える気はないらしい。
「冒険者としてもう少し力をつけたほうがいいから、キョウヤに教えてもらえると助かるんだけどなぁ」
「まあ、そこの辺りは兄さんに直接聞いたほうがいいかも……意外にオッケー出してくれるかもしれないし」
フィーナの返しに、ジャスティンはそうするかぁと呟いて食事の手を再開する。
それにフィーナはそれ以上恭也のことについて聞かれないと安著し、スーとほぼ同時に食事を再開する。
そしてその後も、恭也のこととはまた違う話題で盛り上がりながらも、三人の一日は終わりを告げていった。
一夜を明かし、目を覚ましたジャスティンは近くに置かれる帽子を手に取る。
そしてその帽子を頭に被りつつ立ち上がり、同時にテント内に誰もいないということに気づいた。
気づいたが矢先、ジャスティンは外にて話し声が聞こえ、すぐさまテントから駆け出る。
するとテントの先、崖っぽくなっている場所にてスーとフィーナが立っているのを発見し、駆け寄っていった。
「あら、おはよう、ジャスティン」
「ねえ見て、ジャスティン。 あれあれ!」
駆け寄ってきたジャスティンに朝の挨拶をするフィーナとは違い、挨拶も忘れて興奮気味のスー。
それに一体何だと思ったジャスティンはスーの指差す方向に目を向け、しばし硬直してしまった。
だが、硬直状態からすぐに我に返ると、ジャスティンもスーと同じく興奮気味な様子を見せる。
「あれって……世界の果て!?」
「ええ。 そして前に立ちはだかる広大な森が、霧の樹海と呼ばれている場所よ」
興奮気味で口にするジャスティンにフィーナはそう説明するが、ジャスティンは聞いてはいない。
世界の果ての近くまでやってきたという感動が強いため、聞こえてはいないのだ。
だが、それをフィーナは不快に思ったりなどしない……冒険者ならば当然の反応と言えるから。
それに、世界の果てを目にして興奮しないなど、ジャスティンを知っているならばありえないとわかるから。
だから、フィーナはそれを微笑ましげに見て、ジャスティンやスーと同じく崖の遥か先に見える世界の果てに目を移す。
「やっと……やっとここまで来たんだ。 もうすぐ、エンジュールを見つけることができるんだ」
「……」
「待っててくれよ、リエーテ。 オレたち、もうすぐそっちに……アレントに行くからな」
興奮冷めやらぬ様子で拳を握るジャスティンを、スーもフィーナも苦笑を浮かべあう。
そして、一同はもうしばし崖の上から世界の果てを眺めた後、すぐさまテントを畳んで出発をした。
ドム遺跡にて待っているであろうリエーテと再会し、今度こそアレントへ行く方法を掴むために。
―新大陸エレンシア・ドム遺跡前―
キャンプ位置からラングル山脈を進むこと数刻、一同はドム遺跡前の森へと辿り着いた。
少しだけ霧が森を包み込んでる間があるし、若干入り組んだ道をしているため、迷いやすい森と言えるかもしれない。
だが、霧もそこまで深いものではないし、道も目先に見える遺跡を捉えつつ進めば迷うことはまずない。
故に一同は森の草を掻き分け、木々を避けつつ進み、一直線に遺跡へと近づいていった。
そして森を歩むこと数十分、ようやく生い茂る木々を抜けて一同はドム遺跡の目の前へと立った。
「はぁ〜……なんか、サルト遺跡よりも遺跡って感じがするわね〜」
「あそこよりでっかいしなぁ……」
「サルト遺跡?」
「ああ、フィーナは知らないんだっけ。 えっと、サルト遺跡っていうのは……」
不思議そうに単語を繰り返したフィーナにジャスティンは掻い摘んで説明をした。
サルト遺跡……それは、ジャスティンとスーの故郷である大陸にあった古代遺跡だ。
そして、そこはジャスティンとスーが初めて冒険した場所であり、同時にリエーテと初めて会った場所。
サルト遺跡にある隠された古代通路、その奥にある幻影の間にてジャスティンとスーはリエーテと会い、エンジュールが実在することを知った。
それがジャスティンを本格的に冒険に出させるきっかけとなり、今に至るというわけなのである。
「う〜ん……俄には信じられない話ね」
「でも全部本当なんだよ! それでリエーテが言ったんだ……エンジュールの全てを知りたかったら、アレントに来いって!」
「ん〜……」
エンジュールが実在すると最初に言われたときも、フィーナは大して信じてはいなかった。
そして今、サルト遺跡であったというそれを聞いても、俄には信じきれない様子でいる。
それもそうだろう……現代に生きる人のほとんどはエンジュールが神話の中の世界、御伽噺だと思っている。
実在するにしても、それを実証したものは誰一人いないのならば、エンジュールは実在しないと考えても不思議ではない。
だが、ジャスティンの目を見ても、スーの目を見ても、嘘を言っているようには到底思えなかった。
「ふぅ……じゃあ、そのリエーテさんがこのドム遺跡に来るように言ったの?」
「はっきりそう言ったわけじゃないけど、たぶんそうだと思う。 リエーテはアレントを目指すなら東へ進めって言ってたから」
「そう。なら、この遺跡を調べたら自ずと本当かどうかは分かるわね」
「あ〜、信じてないな、フィーナ!」
「そういうわけじゃないわよ。 ジャスティンやスーのことはちゃんと信じてるわ……でも、こればっかりは実際に目にしないと」
ずっと昔から教えられてきたこと、それは話を聞いた程度で覆せるものではない。
故にフィーナはそう返して、ドム遺跡への入り口へと歩んで行った。
それにジャスティンやスーも慌てて続き、一同は揃ってドム遺跡内部へと入っていくのだった。
あとがき
はい、蒼鳥さんからのキリリクでした。大変遅くなって申し訳ないです。
【咲】 まったくよね。
うぅ……ま、まあそこは置いといて、今回出ましたが恭也がフィーナを誰かとくっつけようとする理由はこういったところにあったのです。
【咲】 過去に何かがあって、それが原因でフィーナを自分から引き剥がそうとしてるってことね。
そゆこと。 リーンが軍へと行った理由は原作を知っている人ならわかるとして、恭也のことに関してはオリジナルだな。
【咲】 理由が理由だからまあいいけど、鈍感な恭也が誰かと誰かをくっつけようと画策するとはねぇ。
まあ、この場合恭也が鈍感だということは関係ないけどな。
【咲】 というかそれはいいとして、恭也たちの過去に一体何があったわけ?
それはまあ……もちっと先のほうで明かされるよ。
【咲】 いつも通りねぇ……。
ていうか、原作を知ってる人がプロローグを見たなら、少し考えるとわかることなんだよね。
【咲】 原作を知ってて、プロローグを見たなら?
そそ。 ヒントを出すなら、リーンが軍に行った理由と恭也がこの世界に来る際に見た物。
【咲】 ……ああ、なんとなくわかったわ。
まあ、それらが全て明かされるのはまだまだ先になるが、わからない人はそれまでお楽しみに!!
【咲】 わかっちゃった人は?
それは、まあ……胸の内にしまっておいてください(土下座
【咲】 土下座するくらいならヒントなんて出すんじゃないわよ。
あ、あははは……では、今回はこの辺で!!
【咲】 改めまして蒼鳥さん、リクエストありがとうございました!!
他のキリリクは現在誠意執筆中ですので、もうしばらくお待ちを……。
では〜ノシ
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